~人と動物たちの幸せな未来のために~
地球で共に生きる命が愛おしい
こんにちは
「エルの庭」
アニマルコミュニケータ&セラピストの朔月です
日本昔話が大好きです。😊
時々思い出しては胸が熱くなるのが
「笠地蔵」
昔、昔あるところにおじいさんとおばあさんが
あったそうな~
大晦日、おじいさんが手作りの笠とわらじを
村まで売りに出かけます。
お正月のお餅を買うためです。
ところが一つも売れませんでした。
おじいさんは仕方なく家に帰ることに。
雪が降ってきました。
帰り道にある6体のお地蔵様が頭に雪を積もらせています。
おじいさんは
「お地蔵様、寒かろう」と頭の雪を払い
もっていた笠を一人一人にかぶせてゆきます。
笠が一つ足りなくなり、
おじいさんは自分のほっかむりの手ぬぐいを
最後のお地蔵様にかぶせます。
家についておばあさんに話しますと
「それはそれは、おじいさん良いことをしましたね」
といい、二人で白湯を飲んで眠りにつきました。
( ^ω^)・・・
「全部売れるまで帰ってくるな!」とか
「餅、どーすんだ!」とか
「餅もだけどその他なんもねーよ!」とか
「おなかグーグーだわ!」とか
いろいろツッコミたくなるのでは?おばあさん。
と俗世間の私はちらりと思ってしまいますが
きっと、おばあさんはおじいさんの優しさを愛し、
おじいさんはおばあさんの包容力を愛し、
何より信頼しきっているんだなと感じます。
ご存じの通り、この後めでたし、めでたしとなるのですが、
信頼の難しさと美しさに胸打たれます。
今日もお読みいただき
ありがとうございました。


にほんブログ村